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[怖い話]ゴキブリホイホイ

職場の雑居ビルには、よくゴキブリがでる。

この前なんか、倉庫に閉まっていたダンボールをどけたら、
2,3匹のゴキブリがバーっとうごめいていて、とても気持ちが悪かった。

これでは倉庫の整理するにしても不愉快だ。

ゴキブリ1匹いたら100匹はいるなんて言う人もいるからまだ沢山いるんだろう。

その言葉が本当かどうか確かめてみようと思い、すぐに薬局でゴキブリホイホイを買ってきた。

これでごっそり奴らを捕れるはずである。

倉庫にゴキブリホイホイを仕掛けて、その翌日に見に行にいくことにした。

9匹のゴキブリが粘着シートに貼り付いていた。

まだ羽や触覚や足をばたばた動かしている。

俺は1日で沢山とれたので、なんだか嬉しくなってしまった。

今日は大漁だ!

まだいるはずだと思い、そのままもとあったダンボールの横へゴキブリホイホイを戻し、また翌日に見に行くことにした。

その翌日。

俺はいそいそと早朝に倉庫へ行くとゴキブリホイホイを除いてみた。

ゴキブリが6匹になっている。

これは、おかしいゾ。

昨日より3匹も減っている。

誰かが取り除くはずもない。

しかも捕まった6匹は、まだいきがよくて盛んに触覚や足をバタバタさせている。

これはおそらく昨晩に捕まったやつだ。

昨日確認した時とゴキブリが貼り付いている位置も違う気がする。

最初にとれた9匹が消えてしまったように俺には見えたのだが。

ゴキブリ同士が共食いしたり、ネズミにでも食べられたりしたのだろうか?

しかし、跡形もなく消えてしまうなんてことはあるんだろうか?

すべてが逃げ出したということも考えにくい。

誰かが新しいゴキブリホイホイに交換したのかもしれないが、
ゴキブリホイホイを個人的に購入仕掛けているのは俺である。

倉庫への出入りも俺以外の人間はめったにない。

おかしなこともあるものだと思ったが、
ゴキブリホイホイをもとあった位置へ戻してまた翌日に見に行くことにした。

その日の仕事を終えて、俺は帰宅した。

翌朝、自宅で目を覚ました。

俺の頭に何かが貼り付いている。

すぐに何であるか気づいて「うわー!」と声をあげてそれを取り外したが、

髪に粘着テープがべっとりついていたせいで、10数本は毛が抜けただろう。

ゴキブリホイホイだった。

幸い、ゴキブリはついていなかったが。

なんで、ゴキブリホイホイが俺の頭の上に貼り付いていたんだろう?

枕元に設置した覚えもないのだが。

不思議なこともあるものだと思ったが、仕事に遅れると思ってすぐに職場へ向かった。

ふいに倉庫に設置したゴキブリホイホイが気になって見に行ったが、

そこにあるはずのゴキブリホイホイはなかった。

なぜだ?と疑心暗鬼になって考えていたところ、
急に下っ腹が内部から刺されるような痛みに襲われてトイレへ駆け込んだ。

出るものはすぐ出たのだが、便器の中にあるうんこに羽や触覚や足がある"何か"がいて、
それがうじゃうじゃと動めいていた。

俺はびっくりして思わずうんこを流したが、いったい何だったのか。

とても怖くなったので、あまり考えないことにした。

[怖い話]ビルの上から幽霊が垂れ下がって…

ある日の深夜。

職場(雑居ビル)の一室で仕事をしていた。

視界の先にある窓に黒い人影が浮き出ているのが見えた。

唐突な話だが、幽霊が現れた。前フリなんかないwww

ありえない角度でひっついていて、すりガラス越しに私の動向を伺っている。

幽霊が現れる時は、いつもそんなもんだ。

こっちの都合を考えず、前触れ無く現れるものだ。

窓までの距離まで5mもない。ヤツはこっちをジーッと見ている。

「(あーこれアカンやつだわ…)」と思った。

こういう時は、気づかないふりをするのが一番だ。

気づかないふりをしていると、幽霊も気づかない人だと気づくので、無視が一番。

見て見ぬふりをするのは人間界でも霊界でもルールは同じ、元は人間だもの。みつお。

目を合わせず、気づかないふりをしてキーボードを叩き続ける。

しばらくしたら見えなくなって、安心していたところ、急に背後に何か気配を感じた。

「(アカン、アカン、アカン…てか、なんで俺は関西弁なんだ?こんなアカン時に…)」

気づかないぞ、俺は。

絶対に気づいていない。

仕事に夢中なんだ、俺は。

自分に必死に言い聞かせる。

すぐ後ろにいる。

そして、俺の手を掴んだ…

「(ギャッ)」と悲鳴を上げそうになりながらこらえて振り払う。

「あー、手が痙攣する」仕事しすぎだわ俺…感たっぷり出して独り言。

完全無視!

霊の手を振り払ってまたキーボードを叩いていると、また掴んでくるので、

その度に振り払い、手が痙攣するのを抑えるふりをする。

やめんか幽霊!「やめんか手!」

「なんで関西弁なんや」ぺちんと机の霊の手を叩いてやった。

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