カテゴリー別アーカイブ: 映画

20年ぶりくらいに、プラトーンを見た感想。

昔、地上放送でやっていたのを見たことがあるような気がしていたのだが、
huluで見れるようだし、まったくといっていいほど記憶にないため、また観てみた。。

この映画の前に、スタンリー・キューブリックの「フルメタル・ジャケット」を見ていたので、
その没入感と比べてしまうと、いくらプラトーンがリアルに近い名作映画とはいえど弱い印象になってしまう。

ジャングルの中でドンパチやっているだけで、終始退屈であったが、
最後には誰しもが頭にこびりつく、ある命題をつきつけられる。

途中はそのための前置きなのだろう。。

正義感がある信頼の置けそうなエリアス、
規律のためなら仲間の粛清も厭わぬバーンズ、

この2人を中心に話が進んでいきクライマックス。。。

バーンズがエリアスを始末する機会が訪れる。

※軍の規律を守っているバーンズが正義だという見方もできるかもしれないが、
戦争の極限状態においてどちらも頼もしいリーダー的な存在ではある。
10代の時に観た時は、エリアスが単純に可哀想でバーンズが悪い奴だと思ったし、
戦争は悲惨だとか日教組とかの影響で考えていた気がする。

…ことはそう単純ではないことは、戦場に限らない気もするが。。

プラトーン=戦争の悲惨さというのは、なんだか近視眼的である。

まあでも、特に20年前と大きく感想が変わらない気がした。

1つだけ決定的な違いがあるとすれば、、
もし私がクリスだったらバーンズは撃たなかっただろう。
…ということが、ちがう。

好かぬバーンズも先輩であり同胞であり、
修羅場を潜り抜けて助かった仲間である。

もしバレたら軍法会議で10年の懲役なので犯罪だ。

若者らしい正義感が、自分の中に失われているような気がするが、
それを差し引いても、見て見ぬふりをするだろう。
バーンズにはバーンズの正義があったというふうに理解する。

(映画の描かれ方にも問題があるが、)
バーンズがエリアスを撃ったところをクリスが見ていたわけではないし。

プラトーンの監督:オリバー・ストーンが実際に体験したことらしいが、いったいどこまで本当なのだろう。

映画の中で語られたように、自分の中の敵は自分の中にあるのだということを、痛感した。

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13日の金曜日(1980)を見た感想。13日の金曜日にジェイソンは登場しない?

13日の金曜日…初代作品を見た。

2009年に作成されたリメイク版も見たが…基本構成はいっしょだった。

この作品は、この1話で完結してもよかったんじゃないだろうかと思う。

まあでも、続編が作られたからこそ、ここまで有名になったというのは功罪で、必要なことだが。。

ジェイソン・ママの単独犯で、一応、クリスタルレイクで溺死したジェイソンくんは、
アリスの夢の中に描写としては出てくるものの、架空の存在であるということはよくわかった。。

ジェイソンがリアルで出てきた時点で、
ホラーの質が完全に変わっている気がするのは気になる。

溺死体が生き返るわけはないのでフィクションで子供だましだと思ってしまうが、、
トチ狂ったママが殺人をしでかす話は幾ばくかのリアリティがまだあるからだ。

何かのクイズ問題で、
「実は13日の金曜日にジェイソンは登場しない。○か×か」正解は○というがあって、
え?マジ?というのがずっと頭の中にひかっかっていた。

ジェイソン・ママの単独犯というのは、何かで読んで知ってはいたのだけど。。

小学生の時に友達の家で何度かドラマか続編かわからないが、
見た時はオノやチェンソーを振り回すジェイソンなのに、
初代作品で出てこないというのはいったいどういうことだろう?と、
ずっと頭に引っかかっていたのである。

やっと長年の疑問というかもやもやが晴れた。

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猿の惑星(うる覚え&ネタバレ)のDVDボックスからBDが欲しい…

(ネタバレ)というより、個人的なメモ。

猿の惑星が見たいのだが…
TSUTAYAでなんかいか借りようとしたがない!かと言って、
オンデマンドだと高かったりする。

意味わからない。。。DVDボックスでないかなーと思っていたらなんと!出てたー!!!

私が見た猿の惑星は、

旧・猿の惑星1
旧・猿の惑星3
新・プラネットエイプス

だけです…超中途半端…なんだけど、
私の中ではスタートレックやスターウォーズなどより、
格上のSF映画なのである。(見てないくせに言えないが)
これって過去から未来へ時系列にならべると、
「3作目→4作目→2作目→1作目」という順番になっているのよね。

3作目→4作目→2作目→1作目


3作目
猿が支配した地球から過去へきた、
コーネリウス夫妻(知能ある猿)。
子のシーザーだけは生き残る。

4作目
知恵のある猿シーザにより、
ほかの猿も知恵をもつようになる。
やがて猿とゴリラと人間が争う。

2作目
知恵のある猿と人間が戦争する。
核で地球の文明が滅びてしまう。

1作目
猿の惑星が実は地球だった。

と思ったら違った。

正しくは、
caramelsource.net/archives/9175.html
らしい。

で、1作目から3作目へ未来から過去へコーネリウス夫妻がループする構造になっている?

…って、旧猿の惑星が5部作でDVDボックスにもブルーレイにもなっていることを知った!

タイムマシンがネタの話じゃないけど、このループ構造の脚本は私に多大なる影響を与えた!

バックトゥーザフューチャーなんか目じゃないくらいに。

…というわけでブルーレイディスクプレーヤーがすげーほしくなったのでした。。

シーザーのヘッドがほしい。(うそ

2017年に新作でるらしい…全作振り返りたい…

ヒミズを見た。

ネタバレあり。

そんしおん映画。

すべて見ている。あ、ごめんすべてというのはhuluで見つけたやつすべてというだけである。

すべて面白い。

もっと俺も自由に欲望に自由に生きていいのではないか破滅的に生きればいいのではとふと思ったりする。

まあ、こんなキチガイな登場人物どもには、なるきはないけどね。

若者に見て欲しい映画?だと思う。いいんだよな、そういうことで?

ドロドロドロドロ泥々どろどろどろどろ生きていけばいい。人間なんて泥々泥の中でヒミズのように?生きていればいい。

そこに微かに残る人間ドラマ道徳的な何か確信していることがを見つけて安心する。

社会学者の宮台真司が原発の合理性や妥当性を批判しているところでヤクの売人とおっさんとスリ(窪塚洋介)が泥試合するところとか何かすごい好きだ…なんでバックミュージックを宮台真司にしたのだろうマジうける。宮台批判なのか日本人のなーなーなところを批判しているのか、いやそもそも何の意味もないのか。有意味なのに無意味な様いや違うな。二律背反のどちらも同時に併存するところがいい。「愛のむきだし」では美人なヒロインを使いすぎた…これくらいのヒロインでちょうどいい…いやこの子もかわいいのだけど細清楚ではない丸顔日本人なのがいい。

親にいらない死ね死ねと言われる男の子。

親にいらない死ね死ねと言われる女の子。

なんで自分は生きているのだろうか?

親に死ねと言ってくれたほうが、とてもすっきりする瞬間なんて若いころに誰にでもあるだろうと思うが、そんなことをふと思い出した。自分が嫌いな理由…存在してはならない理由が存在していい理由よりも簡単に手に入るのではないかと思ったがなかなかそう簡単には行かずにただ妥協して気がつけばどうでもよくなる現在。思い出さなくなったという理由で解決される家族の問題。

忘れるということはとてもいいことだ。

クズとクズの間に生まれてクズではなく、ただふつうに生きたいだけの男の子、とうとう葛藤の末にカッとなって親を殺す。

ただ実際にニュースで見るような親を殺してしまう少年はそういう葛藤すらあまり無いよう思えるからこれはフィクションだ。

そんな映画。

ターミナル@トム・ハンクスの映画を見た

ネタバレあり。

この映画を見るきっかけになったのは、経済財政政策担当大臣などをやっていた竹中平蔵氏が、日本に移民法がないからターミナルのトム・ハンクスみたいになりかねないですよ…という話をしていたからだ。外国から飛行機で日本に送り出され関西空港や成田空港に流れ着いた難民をどこにも送れない…かといって国籍もない人を法律で扱う手段がないということだ。

この映画を演ずる主人公のトム・ハンクスも、ニューヨークの空港についた時点で、祖国クラコウジア連邦(架空の国らしい)で軍事クーデターがおきて国籍を失ってしまい立ち往生になってしまう。このように法律の間に落ちて、空港から移動することができなくなるということは、実は誰であっても可能性が0ではない。誰もがこの主人公の境遇に陥る可能性がある。

カートを運んで25セントを稼いでハンバーガーを頬張り、言葉を自国語ガイドブックと英語ガイドブックを照らしあわせて勉強をしていて、なんだかすごいガッツだなあと思った。最後は恋もして(振られたけどw)。建築現場で認められ。周囲の人達にも応援され。コメディ映画になっていたけど…国際的な問題として考えないといけないことを分かりやすく伝えてくれる。

トップガンを見た@とりあえずトム・クルーズがカッコいい

子供の時にトップガンを見たことがあったが…

今見ると恋愛のところも楽しく見れる。

先生と生徒の恋の話だったのか。

あと、やはり、飛行機の空中戦がカッコいい。

F15がびゅんびゅん飛んでいるだけでワクワクする。

見ていて、エースコンバットか何か、
フライトシミュレーターゲームがやりたくなった。

お金をためて、いつかゲーミングPCを買おうと思った。

※トム・クルーズの背が低い。ミッションインポッシブルとかでは、確か、
 背が低い俳優にしてしまうことで、トムの背が低いのを気にならなくしたんだったか。
 この時は背が低いからこそ、甘いフェイスの生徒キャラができるのだろうけど…。

※あと若い日のトム・クルーズを見ていて、この人は生田斗真に似てね?と思った。
 この前、なにかの記事で男が抱かれたい男のナンバーワンに生田斗真が選ばれていた。
 ただなんか、ちょっと違う気が…。

トランスポーターを見た。

ネタバレあり。

約1時間30分強で時間的には短いが2時間ぐらい見たんじゃね?

…と思うほど中身は濃密な運び屋アクション映画。

なかなかおもしろかった。

評価:★★★★☆

よくもまあ、こんな短いのに中身を詰め込めたものだと思った。

初めは退役軍人の運び屋家業だったが奴隷商から奴隷400名近くを逆救出する話になった。

トランスポーター(運び屋)が悪徳商人の運びを阻止する話になっているのがいいのだろうか?

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※プロ意識の高い運び屋が、掟を破るっていうのも変だった。
 中に人が入っていたり危険なものが入っているなんてあたりまえでしょう。
 なんせ、入っているものが何なのかわからず運んでいるんだから。

※後は別に中身を見なくても爆弾で始末されていたよね。
 ギャングに家や車をボコボコにされて警察にも追われる…で、
 札束1毎100ドルでもせいぜい100万くらいしか貰ってない感じがする。
 わりあわないんじゃないか???

※中国人の商人(ヒロインのお父さん)が毛沢東に見える。
 てか中国人ってみんな毛沢東に見える。なんでだろう。

※退役軍人で運び屋やる理由がよくわかない。が、とりあえずカッコいい。

ベスト・キッド(2010)を見た。

黒人ボーイのドレとジャッキー・チェンのカンフー物語。

1984年のリメイク版らしいということを後で知った。

とても丁寧につくられて2時間映画にまとめられるところも、
きっちりとした映画として撮ったという印象。

悪く言えばちょいと退屈。

子供でもわかりやすい描写になっている。

素直な気持ちで見られる、とてもスカっとする映画だった。

ムダもなく気持ちよく見られる。

そういう意味で、考え無しで見られる点で、とてもおすすめ。

オリジナル版と合わせて見たいならコチラ↓

第9地区を見たが、なかなかおもしろい。

映画、第9地区を見た。

ネタバレあり。

(前知識がないし、今もどういう映画か調べていないので、間違ったことを言うかもしれない…ので、ご了承ください。)

初めはエイリアン襲来ものかーと思い、まったく期待せず見ていましたが、なんだかチャラい人間(特に主人公ヴィカスだが)が襲来した宇宙人(エビ)と時に殺し合いしながらも共存している姿を見てて微笑ましい気持ちになった。

SFによくありがちな、なにか教訓臭い映画なのかな?まあ、スタートレックや猿の惑星みたいなのでもいいのだけど、そういう映画かと思ったが、逆にそういう思想があまり感じられなかった。押し付けがましい人間の野蛮さみたいなのが人によってはたくさん見つけられるのだろうけど、必ずしもそんな昔のSFにありがちな、せせこましい人間批判を想起せずとも見られるつくりになっているのが、最高にいい教条臭くないのがいい。

主人公(ヴィカス)の人間と宇宙人の共闘ドラマではあるが、ふつうにヴィカスはクソ人間で、裏切っている場面も多々ある。母船に戻るところでクリストファー(エビ宇宙人)をぶん殴ったところで、あーれー???この映画どこでオチつけるの?と心配になった。

ただヴィカスは軍人(大佐)とは違って銃で宇宙人を痛めつけようとは思っていない。ユーモラスで悪く言えばいい加減でクズ(笑)はクズだが良心ももちろあってそこが逆に人間味あるのかもしれない。そんな人間的にクソに見えるが良心がある、それはそれで自然な感情というか一般的な人として共感できるつーか胡散臭くないということでもあるということで極めて人間らしいといえるのかもしれない。逆に、そういう性格が最後に心地よい友情をクリストファー(エビ宇宙人)の間に築くことができたのだと思う。ただ純心で共闘していたら子供用のくだらない三文ドラマになっていた。寄生獣のミギーのように利害ある関係をきちんと宇宙人と築くというのが、話として大事なのだと思った。

なお、最終的にヴィカスは行方知らず。

続編作ってもいいのではないか?と細君と話していた。あるのかな?

仮に続編があるならば、猿の惑星みたいに、
ヴィカスが第10地区に残存/増殖しているエビ達の精神的なリーダーになって、
人間に復讐する的な話になるのかなー?

とにかく見たいねー。

羅生門@黒澤明監督を見た。

エゴイスト物語ということだが、人間とはエゴイストなものであるという感覚が染み付いている。
…ので、主観とはここまで異なるものである…という見た方をした方がしっくりくる。

盗賊の多襄丸、武士の霊、武士の妻、杣売り、4人がそれぞれ誰も嘘をついていないつもりなのだろう。

盗賊の多襄丸は、名を馳せた盗賊の美学と力強い様子を捏造する。

武士の霊は、妻の貞操が乱れたことにただただご乱心の様子を捏造する。

武士の妻は、不甲斐ない夫と多襄丸を女の視点から物語る。

杣売りは、武士の妻が持っていた短刀を盗んだことを隠したいが為に事実を捏造する。

羅城門から板を引剥し、捨て子の服をはぎ取る下人が、実は正直者なのだ。

人は自分自身にも嘘をついて生きている。。。

私は坊さんと同じで(坊さんは最後に信用したようだが)最後まで杣売りすら
信用をしていない…人間の心などわからないものである。

同意。